長かった春休み
- カテゴリ:日記
- 2011/05/08 20:09:43
ようやく学校が始まる。
振り返れば今年の1月最終週に試験があって、再試験が無ければ2月の前から一応春休み。
学校が閉鎖されてる訳でもないから、なんとなく集まったり、故郷に帰る人は帰ったりで、2か月ぐらいを自由に過ごす春休みなんだけど、途中でサボったり、再試験対象者はそれなりに忙しかったりで、1年間の調整の時期だったはずなんだけど、今年は3月11日の大震災のおかげで、およそ100日の休みになってしまった。
大地震が来るなんて思ってもいなかったから、この日にものすごい事したんだけど(おそらく日本での最高記録?かもしれない)それでこの日はその話題で盛り上がるはずで、報告のため学校に行った所であの物凄い恐怖を体験することになろうとは。
結局その凄い記録はもはやどうでも良いような事になってしまって、そこからは被災者の生活が。
電気がつかない。幸い電池やライトが目の前に充分なだけ有ったので、なんといっても大活躍だったのは、『パーフェクション・オイルヒータ』クラシックな石油ストーブで、暖房と、大きな石油ランプみたいに明かりが灯る。これが今回は大活躍だった。
私の父が、「来るべき宮城県沖地震」に備えて用意しておいたもので、アクセサリーとしてもなかなかなので、出しっぱなしにしといたのが、本当に出番が来ようとは。「備えあれば憂いなし」とはよく言ったもんだヮ。
さらに幸いだったのは、料理好きの私としては、フリーザー以外にも食品の備蓄が結構有ったのと、キャンプの時使ったカセットコンロやボンベも備品に、ミネラルウォーターも14本(28L)貯えがあった。
水道が止まるまで、浴槽に水を蓄えておく事も出来たので、1週間ぐらいなら籠城しても安泰と思えた。
備えあればとは言うものの、3日目辺りから不安になってくる。「この状態が何時まで続くのだろうか。」と思っているうち電気が点いた。これで一安心。郊外の方々には申し訳ないけど、街の中心近いと恩恵がある。その後、水道が、これもありがたかった。トイレの不安があったので、2日目からはトイレは3~5回に一回しか流さなかった。上手く使っても、風呂桶満タンの水でトイレは30回ぐらいしか流せない事に気付いたから。気付いた時には3分の1の水が無くなっていた。このペースだとトイレの使用も考えないといけないところまで切迫していた時だった。
だから、水が途絶えたらどうなるだろうかと考えていた時、まだ水道が使えるのは市内の一分だけだったから、給水車頼りでは生活出来ない人達が大勢いる事を知って、恵まれた私としては支援活動を思いたったわけなんだヮ。
やってみると、いろんな感動があって、それより、自分にこんなことが出来ると思ってなかったから、「人のためになっている事をしている」それが出来る自分が嬉しくて、でもそれは問題が解決した時終わりになる。次の感動を求めてトライした支援活動その2は体力不足で続けられない。その3は資格なしで挑んだ専門分野での活動だったけど、周りの人に助けられて何とか役立てたかなっと思いながらも、資格を持っていればもっと活躍出来たかなと感じて、何れ受ける国家試験は必ず1回で受かる事を自らに誓うきっかけにもなった。
その業務も緊急性が無くなってくると出番が無くなってくる。そこで、その4は、大学の仲間が集まってきたので、お祭りや学園祭でやった事がある屋台を運んで現地の人達を励まそうとの企画に参加。
場所の許可をとって、出来るだけ近いところから物資の調達契約をして、ゴールデンウィークの期間中2000食余りのうどん、焼きそば、豚汁などを提供するキャンプのプロジェクト。大学からも資金が出たし、大勢のカンパで資金は充分。
やってみると大盛況で、途中で調達部隊がピストン運搬を繰り返し、多分3000食以上提供したかもしれない。
但し、私たち以外にもこの連休ではボランティアグループが集まり、一部ではお祭り騒ぎの様で、本筋からずれているように感じたシーンにも出くわした。
この後、急速にボランティアの数が少なくなる懸念は報じられた通りだと思う。
医療関係も、不自由ながら体制が整いつつあり、助っ人として参加した私の出番はこの分野ではもはや無くなってしまった。
100日余りの春休み。持て余すことなく過ごせ、「我ながら成長した」と感じる事が出来た。
まだまだ不自由な暮らしの続く人達のために、出来る事があれば参加したい。
ところで、震災の日にうちたてた物凄い記録。それは想定外なので(多分)リミッター未装着の車が(メーターで)187km/hをマークした。タイヤが新しいから多分実速に近いと思う。
あれから2カ月。もう公開してもいいかな。
被災地ではこれからも大変だと思います。
長丁場で支援活動続けます。
スピード記録は、
国産車のノーマルだからの価値です
愛車や父の車では200越えは何度も体験してますから。
そして、まだまだコレからが大変なんですよね
えと、物凄い記録サイコーですw
生れいさんの走り、見てみたいですわ~(*≧▽≦)bb
今回は自分から進んで行う事の大切さと、
一生懸命に行う事の価値を教わりました。
学校が始まるのでペースは落ちますが
活動は続けようと思ってます。
大変だったと思います。
でも、まだまだ大変な人たちもいるから…
それを忘れずに、今後も頑張って^^
今回は職能を身につけたいと本当に思いました。
だから勉強します。
記録の方は、数字そのものは私の中では大したこと無いんです。
でも、1.3Lの無改造車としての記録なので。
生活が完全に戻るまでは、まだ時間がかかるでしょうが
頑張ってください。
ボランティアから少し遠ざかりますが
出来る限り続けたいと思ってます。
お疲れさまでした。
こんどは助っ人ではなく、本物の戦力として現場に立ってください。
れいさんならきっとできます。
それはそうと、偉大な記録打ち立てましたね。
私はその記録-2くらいだったかな・・・。
長い休みでした。
いつもなら休みが終わるとガックリ来るんですが
今回は待ち遠しかったです。
あれほど嫌だった勉強が、
今は早く始まってほしいと思ってました。
男爵さま
スピードの絶対速度ではなくて、
「あの車が?」だから話題になるんですよ。
初日寝不足でしたが無事帰って来ました。
支援活動お疲れ様でした^^
ご無事に戻られてなによりです!
震災から約2カ月、たくさんのボランティアの方たちにお世話になりました^^
明日から学生生活に戻れるのですね!
お疲れ様です&頑張ってくださいね^^
本文の学業に戻るんですね。
ボランティア同様、頑張って下さいね。
3ヶ月以上の休み。
頭の切換えが大変かもしれませんね。
あははははは
すてきな記録だなw
おかえり、れい
ボランティアは今回の連休をピークに一気に減少すると思います。
私達も学校が始まって、また、企業が順調になるにつれ
支援活動の制約が出来てきます。
せめて休みの時はと思っても、今まで通りには厳しいです。
でも、近くに居ながら、何もしなければ人生で悔いを残します。
それだけは絶対したくない。
その気持ちを持ち続けたいです。
フォローのお気使いありがとうございます。
でも多分明日にでも公道記録である事をばらしてしまいます。
支援活動はやめるつもりはありませんので、
今後もご声援お願いします。
koshiさん
休み中だった事もあり、我ながら良く出来たと思ってます。
本当に貴重な体験でした。
多分人生が変わりました。
スピード記録は明日にでも公開します。
月夜野大尉さん
おっしゃられる通り、私の人生を変えた貴重な体験をしました。
それが出来た事がとっても嬉しいです。
今回は充分な備えの時で助かりました。
だから、人の事を考える余裕が出来たと思います。
ここでは3年以内にM8クラスの地震が来る確率が
かなり高いと思ってます。
備えは欠かさないようにしています。
ビストさん
ボランティアお疲れさまでした。
現地の生活はかなり戻っている一方で
まだまだ救援の切実な事がお分り頂けたと思います。
私は近くから可能な事を続けたいと思ってます。
離れていても、機会があれば支援の手を差し伸べてください。
まだ長期戦になると思いますから。
被災された中で、ご自分もボランティア。大変すごい事だと思います。
GW以降からボランティアの数が激減すると報道ありましたね;
私の兄も石巻の方にボランティアに行っていたので、
その経験語って、新聞などでボランティアの呼びかけなど行ってますが^^;
それでもやはり、学校や仕事が始まってしまうとボランティアする人材が減ってしまうようですね><
できることがあればしたいというれいさん。
そして、実際に行動している事、ホントに素晴らしいと思います!!頑張ってください!!
それはさておき、大変な100日間でしたね
本当にお疲れ様
これから先もフレーヾ(゚ー゚ゞ)( 尸ー゚)尸_フレー
ボランティアとして八面六臂のご活躍,素晴らしい限りです。
またとない思い出に残る貴重な体験をされた春休みだったことでしょう。
今後のご活躍を大いに願ってやみません・・・。
さて,リミッター外して(未装着か)187kmとは一体どこで・・・(高速でしょうけど,どの区間・・・?)。
どノーマルの私の車ではとても・・・。
色々な経験をして、人間的に一回り成長されたようですね。
この経験がきっと将来、れいさんの役に立つと思います。
震災以降、横浜でもかなりの有感地震がありましたが
今は落ち着いています。
でも、これは嵐の前の静けさかも知れない。
僕は非常持ち出しで1人なら3日生活できるだけの物を
用意しています。ちゃんと水難も想定して、ライフジャケットまで
用意してあるんですよ。懐中電灯もダイビング用で水の中でも
使えるものです。
本当はこんな用意、役に立たない方が平和なのですが
今度は関東の地震も囁かれている現在、やはり備えておかなければ
なりません。
れいさんのところも、落ち着きを取り戻して入るのでしょうが
まだ安心できるレベルではないと思いますので、今までの災害準備は
まだしておいた方がよいと思います。
実際やってみて人一人の力は小さいものの集まれば
そこそこの力になるものだと感じる一方で
この度の震災の巨大さも痛感しました。
これららも東北復興の為 活躍を期待しております。