水道が使える事で感動
- カテゴリ:日記
- 2011/03/27 00:32:09
震災から2週間。
水道が止まるとこんなに生活が不自由になるのかというのを見せつけられて、普通の生活が途絶えることが如何に生活レベルが低下するかという事を考えさせられました。
飲み水は確保できたとしても、炊事に使う水はその倍ぐらい必要で、洗い物も出来なくて工夫しなければ、お風呂は夢の世界で、電気があればお湯が出来るとはいうものの、体はおろか、顔を、手を洗う水も制限される。
トイレは、今は全世帯水洗なので、1回流すと10L近いという事が今回初めて理解できた。節水型の最新のものでも、4Lぐらいは使うから、給水車から運んだ水では、口に入るものに使用するだけで精いっぱいなんだ。
トイレは使えない、洗濯もできない、お風呂・シャワーは夢の話で、体を綺麗に保つこともできない
私のマンションは、殆ど市街中心地に有るため、電気は3日目に、水道は5日目に回復したし、水道が止まるまでの間に、風呂桶にいっぱい水をためておけたので、トイレにも困らなかった。
石油ランプのように明るく灯る石油ストーブはインテリアだけではなく、実用になったし、キャンプの時のカセットコンロ、以前から水道の水は飲んでないので買い置いたミネラルウォーターが7本・14L、食糧備蓄も充分にあるので、1人暮らしの私としては最も恵まれた環境で乗り切れると思っていた。
それでも、電気がついてホッとして、水道が出て「助かった」と思った。ガスは当分見込みがないとの事だったが、コンロは使えなくても、カセットガスコンロがあるし、卓上のIHコンロも使えば当分は何とかなるし、お風呂の自動システムはガスなので使えないが、給湯は電気でボイラーにためておくタイプなので、蛇口をひねればお湯が出るから、シャワーはもちろん、お風呂にも入れる。
そんな余裕に恵まれて、そんな時携帯電話も徐々に使えるようになって、入ってくる情報は、「水が出ないだけで生活が成り立たなくなっている人たちが居る」との情報だった。
その情報は先輩(今の彼)から。初めは安否確認だったが、こちらの状況を伝えると、「それだけ余裕ならここの人達を助けてくれないか。」との事だったが、話の中ではあまり期待していなかったらしい。
以前の私を知ってる人は、そう思うのは当然で、人からしてもらうのが当たり前で育ってきた来た私が、人のために尽くす事は想像できなかった事だと思う。
でも、親から離れて生活してきているうちに、「このままでは私は世間の人並みの生活感も感覚も無い人間になってしまう」と感じて、「今年は修行の年」と決めていたから、「神の与えてくれた機会だ。一生懸命やってみよう。」と心に決めたノダ。
5時間かけて2件のガソリンスタンドから愛車に給油して、タンクに半分少しだったけど、水と食べ物を運んで彼(当時はただの先輩)のお手伝いに行った。
行ってみると、支援なしでは暮らすのが困難な人達がいっぱいだった。水道が使えないだけでと言う事だけでも無い。遠くに水を汲みに行けない。近くで買い物がやっとで、時々誰かに世話になって暮らしている人達だから、世話する方も自分の生活が困難になると手が回らない。行きたくてもガソリンもない、交通機関も当てにならない。
幸い、私の住むマンションの住人達の援助があって彼と一緒に支援活動を続けて来れたんダ。
今日も水を運んで、おとといからピストン輸送で量を確保することに専念。食事は地元の人達で何とか出来るようになって来ているし、元々お世話していた人達も、少しづつ交流出来るようになって来ているので、水道さえ回復すれば元の生活が戻ってくる。
それが、今日の夕方、
「水が出た」誰かの声で、各家々が蛇口をひねる。
水が出る。なんという感動なんだ。初め濁った水がだんだん透明になっていく。「ありがたや。」私の行ってた家でおばあちゃんが蛇口に頭を下げている。今までつらかった、当たり前に水が使える事がどんなにありがたい事か。ここの人達はとくにそう感じたに違いない。
思わず眼が潤んだ。
そして私達がここに通う理由も無くなった。
ここに来て、毎日感じていた充実感ももう得られない。でも、私の人生の中で忘れられない思い出になる事は確かなんだ。
お別れの時、皆からお礼を言われた。こんなにいっぱい「ありがとう」を言われた事無かった。手を握り締めて涙を流してくれる人もいて、私も思わず涙ぐんでしまった。
そしてこの活動で私はスゴイご褒美をもらった。
ステキな彼が出来た。
一休みしたら、また2人でボランティア活動するんだ。
一緒だと何処に行っても何でも出来そうな気がする。(へへへ、のろ気ちゃった。)
関係ないところにすみません..泣、
昨日はご心配おかけしました*、
今朝起きたら、
昨日より良くなりました(♡¨♡)+。
心配してくれて本当に有難うございました◎!1
とっても嬉しかったですノ*.
本当に有難う⋈゛
なお
お体に気をつけてください。無理しないでね
本来ならお一人づつコメお返ししたいんですが、
ちょっと余裕がなくてゴメンナサイ。
でも
述べる事は同じです。
今回の件では
多くの方々から励まされて、
労わってもらえて、
一生懸命に働いたという満足感を得て、
授業再開の遅れで、春休みが3カ月になっても
充実できるかもしれない。
支援する方も大変だけど
支援される方はもっと大変なんです。
だから
私はまた出かけます。
いま休息しながら
役に立つ事を考えてます。
ご支援、ご声援頂けてありがとうございました。
また、私に力を下さい。
ボランティアは1人でできるものではありません。
協力してくれる方がいて、初めて成り立つものです。
れいさんが変わることで、周りも変わります。
その結果として素敵なパートナーに恵まれたということでしょう。
ただご無理だけはなさらぬように。
物質的には足し引きゼロだとしても、心に何か残る。
命があるというだけで、最後には必ずプラスになるのかもしれませんね。
それに気づかされる、日記でした。
ボランティア、お疲れ様でした。
関係のない私でも、ありがとう、っていいたくなります。
両親が、もし助けが必要な時、私がいけなくても
れいさんのような、若い人がきっとたくさんいるんだなと思うと、心強いです。
そんな、素敵なれいさんの
心を見抜いた彼さんんも素敵です(^^)
井戸や川の水に頼っている生活だったら起らないであろう不便ですよね。
(もちろん、井戸や川の水では他のリスクが大きいけど…)
今の東京もそうだけど、やはり都市はインフラが崩れると弱いなぁと実感せざるを得ません。
おいら的に意外だったのはれいさんが彼氏とラブラブな事かな!?
なんとなく「オトコなんていじってなんぼでしょ!!」なイメージがあったのだけど。。。。。 (グ殴
(ヨシオに対するイメージが強過ぎたのかなぁ〜!?)
それと彼氏も出来て・・・良かったですね!^^
いつも暖かいコメ頂いて感謝してます。
ご声援頂いて力になりました。
ようやく一段落して、今日はゆっくり過ごしています。
まだ支援の場所はいっぱいありますから、
休養の後、新たな場所で活動するつもりです。
休養も出来ない被災者が大勢いますから。
普段の生活では得られない貴重な体験ですね
彼とお幸せに^^
非難区域じゃなくてもそんなところがある!
テレビじゃ分からないよね!
家を出て、1人で生活する・・・色々知る事があるよね!
親の心、子知らずって良く行ったもんやし。
光熱費や家賃、掃除や洗濯を全て自分でして結構苦労する。
お水ってホンマ重要やね!
でも水が出るようになって良かったし^^
ホンマその場に居たら、目頭が熱くなるやろねww
支援活動の充実感ww・・・早く支援活動しやんで良いようになったらいいね!
彼氏が出来た事もそうやけど、支援活動での住人の笑顔や涙は、貴重な経験やと思うよ^^
暫くはのんびりしてね♪ お疲れさん^^/
何かに気がつけるって素敵な事だよ❤
読んでいて物凄くと幸せになりました
あ、決してラブラブな下りだけでなく
本当に精神的に大きくなったれいさんの気持ちを感じる事ができて嬉しいです
これからも、他人のために動ける素敵なれいさんでいてください
惚れてるなぁぁ^^
よきことよきこと
今回は貴重な体験でした。
かろうじて自立している人達がいかに多いか
その人達は、ライフラインの一部が止まっただけで
生活できなくなってしまいます。
日本の未来はそのような人が増えこそすれ減る事はありません。
出来るだけ長く、安心して自立生活できる社会を作っていかねければならないと思いました。
インフラだけではなくコミニュティも充実した社会に。
そこで
私が「修行の年」と言いながら具体的には何をするか分っていませんでしたが、
今回をきっかけに、見えてきたような気がします。
今は一休みしてますが、
被災者に休みはありません。
今度は別の所で人の役に立つ事を続けようと決めています。
春休みはまだ1カ月あります。
学校が始まっても、土日もあります。
1年前だったら、遊ぶことしか考えてなかった私が
こういうう事が出来た事がスゴク嬉しいデス。
だからもっと続けたい気持ちになっています。
皆様の励ましと、ご声援を頂いて有難かったデス。
ありがとうございました。
私たちもライフラインがあるということを当たり前だと思わずに、感謝しなければなりませんね。
彼と一緒に修行がんばってくださいね^^
これからは、彼と一緒だと良い経験が出来そうですね。
この経験を糧としてこれからの人生を歩んで行ってください。
そちらに比べれば、関東の計画停電などレベルの低い話ですな、、
彼とのボランティア活動も無理の無い程度にご活躍を、、
ニコタかられいさんの連絡が途絶えてすごく不安になってましたが、現場でたくましく活動されてたとは…被災地の人達にとっては本当にありがたく感じていたでしょうクポ(>_<)
頑張ってるれいさんに、今の彼氏さんは惹かれたのでは♪
末永く仲良くお過ごし下さいクポ~~(^o^)丿☆☆
大変でしたね。
とてもいいことをされましたね^^
人に喜んでいただけること…心が温かくなりますよね。
こちらは遠く離れていますが、地域の支援物資集めに協力したり、
義援金を送ったりと微力ですが、少しでもお役に立てたら…と思っています。
あと、彼氏ができたのがよかったですね❤
末永くお幸せに^^
人生を左右される程の体験と出会いでしたね。
まだまだ余震が続いてますから気をつけてくださいね。まずはゆっくり休んで英気を養ってくださいね。
彼氏さんも御慈愛くださいね^^