POSITION
- カテゴリ：小説/詩
- 2009/03/29 01:17:50
家の中でも、屋外でも・・・
なぜだか、同じ場所を好む
それは、落ち着くから・・・
いつも居る場所に、自然と足が向く
他の場所じゃ嫌だ
人も同じ
いつも居る場所に、居て欲しい
居ないことに、居心地悪さを感じる
位置だけのことでもない
関係も同様に・・・
心に、ぽっかり穴の開いたような空虚感
たった１日居ないだけで、
時間も、場所も、持て余し気味
他の人じゃ埋められない
鍵穴のようなスキマ
そこを吹き抜ける冷たい風を感じて、
心が冷えていく・・・
わかっているのに、自分を責めてしまう
やるせない・・・
考えたって、どうにもならない
なにも、変わらない
守るべきもの
守りたい場所
守らなくちゃいけない人・・・関係
自分ひとりじゃどうにもできない
本来居るべき人とその場所を見つめながら、
居ないことの言い訳を
無理やり自分に言い聞かせる
なんにもならない正当化に、
自分自身、ただ、ただ、呆れるばかり・・・
時間だけが、闇雲に過ぎていく
そこが、自分の居場所かどうかさえ、
だんだんわからなくなってくる
明日は、そこに居て欲しいと願いながら、
その場所に、眼を落とし続けていた
POSITION
そこに居るべき人へ・・・
そんな、ゆるゆるな気分も大事かもｗｗ～