ごめんなさい。長くなってしまうのですが続きです＾＾

それでも昔は虫歯自体が極端に少なかったのですが。虫歯が起こる原因に理由があります。
甘いものを食べると虫歯になる。というやつです。
昔のひとはどれぐらい、どんな甘いものを食べていたのでしょうね？そしていつから？

答えは…人類に進化する以前から食べていたと思います。

多分最も古くからある甘いものといえば「蜂蜜」でしょう。蜂蜜は、森の動物たちの大好物です。特にくまさん。
森の動物たちが食べるのに。万物の霊長である人類が食べないはずがありません。
１万年前のスペインの壁画から蜂蜜と思われるものが見つかっています。
他にも人間は、様々な甘みを自然界からかき集めてきました。
例えば、ほかにも樹液などで糖をとっていたようです。ですが、虫歯の成分となる甘味料はそれらにはごくわずかしか含まれてませんでした。
虫歯は現代病のひとつ。といえるのかもしれません。今は、虫歯になりそうな甘いモノが溢れ返ってますから。

そして、そんな虫歯や歯周病になった歯の治療法も昔とは変化しました。なるべく歯を残そうという動きがみられます＾＾理由は医学の進歩により残すことが可能になってきたからです。
足や手は使えなくなっても切断したりはせずなるべく機能しなくても残そうとするのに。歯を簡単にとって捨ててしまうのはおかしいですもの。昔は抜くことでしか痛みから逃れるすべがなかったのですが；
たしかに、そうですよね。自分の体の大事な一部なのに。虫歯になったから。歯周病だから。って理由でホイホイ抜いてしまうのはとても悲しいことです。

歯は食べること以外にも大事な役割を担っているそうです。ものを噛むという力は、表情の筋肉を豊かにするということです。
８０２０運動というのがあって、８０歳で２０本歯を残そう！という目標が日本に存在しているのですが。理由は↑にあって。お歳を召した方はその表情筋が衰えてしまうので(-_-)アルツハイマーなどの痴呆や、健康自体に被害が及びます。元気で長生きするには必要な筋肉です。