やわらかな午後に
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/20 22:21:47
乳白色がかかった薄桃色の薔薇が
この季節はいつも綺麗だと
そう思いながら毎日この家の前を通った。
君が僕に声を掛けてくれたのは奇跡で、
僕は今、庭の内側に居て、君の手の届く場所に居る。
外側からは見えない庭が、
こんなに別世界のような美しさを保ってるなど
誰も知る由も、ない。
乳白色がかかった薄桃色の薔薇が
この季節はいつも綺麗だと
そう思いながら毎日この家の前を通った。
君が僕に声を掛けてくれたのは奇跡で、
僕は今、庭の内側に居て、君の手の届く場所に居る。
外側からは見えない庭が、
こんなに別世界のような美しさを保ってるなど
誰も知る由も、ない。
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