Nicotto Town



僕に おへそがない 29

空想、幻想、妄想する事は人間の脳が現実から遊離して、かってに気に入った映像を頭の中に描き、日頃味わえない感情や感覚を擬似的に体験さしてくれるのでした。
この非日常的な感覚は、日常で失った人間の心の奥に潜む本能を刺激してくれます。
僕の脳と体の細胞は、まぎれもなくおかあさんの細胞の一部が分裂を続けできた物でした。
そのおかあさんの分身の僕の体は、食欲と性欲の二つの基本の本能的欲求を自然に持っていました。
僕はお父さんが小さい時から家に居なかったため、僕の体の元のおかあさんをひとりじめしてきました。

おかあさは食事が終わると、お茶をすすりながらテレビを見ていました。
おかあさんは、僕の成長をだけを楽しみにして生活をしてきたようなものでした。
旅行に行く事も少なく、たいした趣味もなく、掃除洗濯と料理に追われて毎日を過ごしてきたような気がします。
そんなことより、僕はリサ先生が持って来るオヘソの事が気になっていました。
玄関が気になって気になって、おかあさんに気付かれないようにドアを何度も見ていました。
おかあさんが席を立った時に、空きを見て取りに行こうと思うのですが、おかあさんはお尻が重いのか今日に限って席をなかなか立ちませんでした。
業を煮やした僕は、自分から言ってしまいました。
「おかあさん、僕、お風呂に入る」
「そう、やっとお風呂に入る気になったのね。じゃ、用意するから待ってて」
おかあさんは機嫌良く席を立つと、お風呂場に向かいました。
僕はこの時とばかりに、急いで玄関に向かいドアの郵便受けを見ました。
そこにはちゃんと茶色の封筒が挟んでありました。
僕は急い封筒を持つと、おかさんに見つからないようにお風呂の隣のトイレに行きました。
おかあさんはお風呂にお湯を入れながら、鼻唄まじりに洗い場を掃除していました。
トイレの内で便座に座り、封筒の中を見ました。
その中には、リサ先生からの手紙とオヘソのダミーがちゃんと入っていました。
『ゴミト君へ。おかあさんに怪しまれないように、ちゃんとお風呂にいしょに入ること。オヘソの付け方は下記の図を参考に。では、成功をいのります。以上』
手紙の下の方には付け方の簡単な図と説明が書いてありました。
僕はその説明の通り、お腹の皮をオヘソのあった辺りでつまんで寄せオヘソの粘着面に貼ってあった剥離紙をめくって、お腹に貼り付けました。
少し不自然ですが、ダミーのオヘソはなかなか良くできていて、色も僕の肌の色に合って良く見ないと偽物であるとは分かりませんでした。
僕は封筒を小さく折りたたみトイレを済ませ水を流して、自分の部屋に行き机の引き出しに封筒を仕舞いました。

「お風呂、準備できたわよ」
おかあさんの僕を呼ぶ声がしました。
小さい時ならお風呂で遊べる水鉄砲を持って喜んで行きましたが、今は持っていくものもなくリサ先生の言い付けに従うだけでした。
お風呂場に着くと、おかあさんがもう服を脱いでいました。
「今日も暑かったわね。ああ、汗臭い。いやだわ」
おかあさんは下着姿で、少し食い込んだブラを外しながら背中を見せていました。
それを脱いでたたんだ服の上に置くと、体を軽くかがめてショーツに手をかけ膝まで降ろすと方足を抜きそして反対の足も抜いてショーツをまるめて投げ捨て、裸の後ろ姿を僕に見せながらお風呂に入りました。
「ゴミトも早く服を脱ぎなさい」
そう言い残して、もう湯船に入る前のかけ湯の音をお風呂場に響かせていました。
僕はただ突っ立ってその早業を見ていました。
僕はお腹のオヘソのダミーを気にしながらゆっくりと服を脱ぎました。
僕がパンツを脱いだ時には、おかあさんはお風呂の湯船の中で下手な鼻唄を歌い始めていました。
僕は両手であそこを隠しながらお風呂場に入りました。
そして、おかあさの漬かっている湯船の前に立ちました。
おかあさんは、湯船から僕を見上げ言いました。
「ゴミト、ゆっくり回って裸をちゃんと見せて」
僕はオヘソとあそこを手で隠しながら、おかあさんの前でゆっくりと回り裸を見せました。
「どこも、なんともないわね。お父さん何言ってんのかしら」
おかあさんは僕をじっくり見詰めながら、不思議そうにそう呟きました。
「おかあさん、僕どうしたらいいの?」
「夏だから寒くないでしょ。先に洗いなさい」
おかあさんは、肩を自分で揉みながら言いました。
僕はしかたがないので、シャワーを浴びて体を洗うことにしました。

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2010/05/24 17:01
ゴキブンさんには色々お世話になり、本当にありがとうございます。
残念ながら、この度私事にて日々インすることができなくなりそうです。
最悪(退会)はしないで済みそうですが、これまでしてきたようなお返事や巡回などとてもできなくなりそうです。
突然のことで申し訳ございませんが、元の状態(日々イン)に戻れるかどうかも今のところ判断できませんので、何卒ご容赦くださるようお願い致します。
突然のコメントにて失礼致しました。m(-_-)m…BENクー平謝!
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2010/05/21 23:48
小説の続きはもちろん楽しみだけど、
ゴキブンから皆さんへのコメントの内容も面白いよ。

まったくぅ~(笑)

しかし、ゴミトのへその仕組みを知りたいなぁ~



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2010/05/20 14:37
BENクーさんありがとう
ダミーのオヘソにも、オヘソのゴマが少し付けてあります
ゴミトは性的な欲望を感じると、未来の映像を見ます
(そういう事に無理やりしてるのです)
おかあさんの裸体に何かを見るかも

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2010/05/20 14:24
藍姫さんありがとう
はい、特にこの部分とは聞いていないことにします
その方が、お話がゴキブンらしくなりそうです
ついでですから
「たぶん、第二次性徴に関係してるかもしれん」と、お父さんは言いました
と、しておきます
ということは、男の場合ひげ、声、そしてあそこです
おかあさん、大変だー
ゴミトのあそこをじっくり見るかも
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2010/05/20 14:10
らてぃあさんありがとう
ゴシゴシ、シコシコ洗うのですね
ああ、感じる。
取れるじゃなくて、で~る~です

ちがうよ、洗ってるものが。ですね

たぶん、オヘソは取れると思います
取れないと寝るとき困りますから



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2010/05/20 01:53
ダミーおへそでおかあさんを誤魔化せれば・・・
でも、何かひと波乱ありそうな予感が・・・(^-^)!
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2010/05/19 19:34
ひとまず第一関門突破ですね ^^
お父さんは、どこがどう とは、お母さんに伝えていなかったんですねぇ~。
具体的に何がおかしくなっているのか、お父さんにも分らなかったのでしょうか?
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2010/05/19 15:02
ごしごし洗ったら取れる?
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2010/05/19 05:40
まぶこさんありがとう
うー。触られたらバレそうですね
こまったこまった
オヘソは男性性器の上部にあります
おかあさんが性器に触らないかぎり
オヘソを触ることはないと思います
ゴミとの背中を洗うだけの予定です
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2010/05/19 01:54
ダミーって、見た目だけ?
触られたら、バレるんじゃない?



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