青葉の季
- カテゴリ:自作小説
- 2010/05/02 14:22:57
栗色の髪のあの娘は
いつも柑橘系の香りがする。
白い肌も、桜色の唇も
触れたら儚く溶けてしまいそうで
誰も彼も躊躇い触れられない。
いつか番傘の下から覗いた
あの淑やかな微笑みが
初夏の緑とともに蘇る。
栗色の髪のあの娘は
いつも柑橘系の香りがする。
白い肌も、桜色の唇も
触れたら儚く溶けてしまいそうで
誰も彼も躊躇い触れられない。
いつか番傘の下から覗いた
あの淑やかな微笑みが
初夏の緑とともに蘇る。
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