健に狐課のことを聞いて、退院してから数日後。
狐課のリーダー、月山光の直々のお迎えで実は後ろ髪を引かれる思いをしながら幽霊の家を後にした。
飛行機で２時間半、着いた空港から２番目に近い山まで歩いて５０分後目的地に着いた。
～狐課～
＊ガチャ（ドアを開ける音）
＊「おはようございます、リーダー」
＊「遅い出勤だね、月山」
光「早い春の使者からのプレゼントだ。かわいがってやれよ。」
＊「えぇ～！どうせ新入社員の男性だろ？返品して～」
光「んな風に見えるんなら眼科か脳神経科に行け！お前も早く入ってこい！」
真面目そうな青年に、金髪のぼさぼさ頭の青年、能天気な青年の３人がドアを注目した。
少し緊張しながらもドアから顔を出して自己紹介をした。
実「畑中実です。今日からこの狐課で頑張りますので宜しく願いします。」
晃「よろしく、俺はここの副リーダの影山晃。よろしくね、実ちゃん」
努「で、僕は、桜木努。わかんない事はすぐに僕に聞いてね。」
玲「で、僕が裏原玲治ッス～月山に頼まれて、君の教育係なんで弄ぶつもりなんで覚悟しといた方がいいッスよ～」
実「よ、よろしくお願いします。副リーダー、努さん、玲治さん、そして、月山リーダー」
光「畑中、お前の部屋は裏原と同じ部屋だ。裏原、お前はこいつに色々ここのしきたりを叩き込んでやりな」

今日からすんなりと狐課に所属した実、長旅お疲れさま～
でも、明日は玲治に厳しく教育されたりするかもよ（悪戯）