実の体から信次を取りだして、回復術をマスターしたある日の事だった。
おや、実は入院初日からカレンダーに丸を書き込んで、小声で呟いた。
～実の病室～
実「退院までまだ１週間もあるのか～」
すると、勇造が中に入ってきた。
勇「実ちゃん、今日はわしの部屋に来てくれんか？」
実「いいよ。って、病院の部屋で何をするの？」
勇「楽しみは、何でも明かせばよい物でないぞ。」
と、言う事で勇造と実は勇造の部屋へ向かった。
～勇造の部屋～
その中では、暗い部屋に火を灯している１０本のろうそくが白い物に刺してある。
この言葉から察するとうり、その白い物とはバースデーケーキだった。
実が、そのろうそくの火を消してみると部屋を明るくしてくれた、健や真綾や優斗や海
それから、信次も
健「誕生日おめでとう、実！」
実「え、私の誕生日が今日だって言った事があったっけ？」
真「それは、実のおじさんからの手紙に書いてあったのよ。幽霊の家宛の、しかも実が初めて幽霊の家に来た時にね。後、これ、私からのプレゼントよ」
と、真綾がくれたのは狐のぬいぐるみで
それに続いて、優斗と勇造と海からはこの誕生日会の企画の参加する事がプレゼント・・
で、信次からは、４葉のクローバーで
健「僕からのプレゼントは、推理出来るかな？」
実「推理？そのプレゼントはどんな物なの？」
実の問いに健は微笑しながらこう答えた。

健「それは、君と同じ年齢の人には絶対に貰えない物で大人社会に関するものだよ。」
さて、健が実にあげたいという物とは何か？
それは、続きで！