Nicotto Town



変化 12


~診察室~
実は、勇造からもらった薬を飲んで苦しんでから数10分後、狐になっていた。
狐「貴様か、我やこの子を苦しめたのは?」
勇「苦しめたとは人聞きの悪い。わしは君に用があるから呼んだだけじゃ」
狐「用とな?まさかこの子から出て行けと申すのではないだろうな」
勇「さよう、そのまさかじゃよ。妖狐や」
狐「断る!そのような事を引き受ける事はする訳がない!」
何で、また狐になってるの? しかも勝手に話を進めないでよと訴える実をよそに1人の獣医と妖狐1匹は互いににらみ合った。
勇「何故なのかぇ?一部始終言ってもらえんか?」
狐「見知らぬ貴様に容易く申す事ではない!だが、言えるのはこの子の側でさりげなく守ってあげたいだけだ。」
勇「・・・それは、実ちゃんに恋したのではないのかい~?」(変わった妖狐じゃ・・・)
狐「ち、違う。」(焦)
勇「どちらにしろ、実ちゃんの体を借りてしまうと下手したら死んでしまうぞい」
狐「え、今、何と申した・・」
勇「死ぬといったのじゃ。顔をリンゴみたいに赤くしたりしとる所、悪いのじゃが」(少々悪戯)
狐「顔を赤らめてはない!断じて、無いぞ」
勇「今、また赤くなっとるぞい、顔が」
狐「お、覚えておれよ。名も無き者よ」
と顔を赤らめながら捨てぜりふを残して去って・・いや、元に戻っていった。
後に、真綾と交代したがそっちの様子はおそらく同じ状態だと思うわ。
(希望でしたらその様子も書きます。)
まぁ、実はしばらく妖狐の姿に変わる事がないと言う事で
続く!


 

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2010/04/04 10:10
同一人格で変化するのではなく、霊気のような別意志を憑依させるのに相応しい〝器〟としての変化。そういうことでしたか。

いつも読んでくださりありがとうございます。
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2010/03/05 08:37
きらりんへ
ありがとう、間違いを指摘してくれて
とりあえず、誤字を直しといたよ。

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2010/03/04 20:58
幼狐って??妖狐じゃなくて?
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2010/03/03 20:28
変化の最初の所を読んでね。
・・・月のわんこさん
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2010/03/03 19:16
取り憑かれてたの??
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2010/03/03 18:52
コメント、ありがとう。
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2010/03/03 01:19
えーー!!話が急展開したような!!
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2010/03/02 21:28
狐も恋をするんだね。
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2010/03/02 20:09
おぉ!!
 今回もおもしろかった^^



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